虎の口から

一匹トラの冒険日記

快適な空の旅

ドバイに到着しました。

引き続き、ひとり旅です。

不安で気を張っているため、写真がとても少ないです。

思い出は鮮明に記憶に残っているので、

つい長文になってしまいました。

よろしければ最後までお付き合いください。

 

早速次の便はどこだ〜と電光掲示板で探します。

無い、何周見ても無い。

ちらりと写ったような、写らなかったような、

なんせ便が多い。

おそらくここらだろうという目星をつけて、

たしか途中でバスに乗ったりもしたかな。

なんて広い空港だ。

 

さてトイレトイレ。

大行列です。

やっと入れたと思うと、

座る所が、びしょびしょ。

なぜ濡れてる。これは、何の液体なのか。

トイレにシャワーがついていました。

シャワーのきれいな水、かな。

腰を上げながら用を足します。

空港にいるだけでも、文化の違いを味わえるとは。

 

トイレを終えて、空港内をぶらぶら。

沢山の石油王が〜〜

トラはかつて石油王になりたいと思っていました。

憧れの石油王。

ひげが生えていて、白や黒の長い布を被った人たち。

みんなお金持ちにみえます。

 

さて、無事に出発ゲートが分かりました。

周囲には欧米人ばかり。

さっき飛行機に乗っていた日本人たちはみんなどこへ行ったのやら。

更なる不安を抱えながら、みんなが動く通りに移動して飛行機へ。

そういえば、空港で無料Wi-Fiがさくさく使えて相棒とも連絡が取れました。

計画通りに進んでおり、一安心。

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周囲はエミレーツばかり。

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きれいな機材。
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上空から見下ろすドバイの土地。

ドバイまでと同様、3列シートの窓際です。

通路側から女性・お兄さん(見た目フィギュアスケートパトリック・チャン選手風の)・私でした。

お2人ともひとり旅のようでした。

パトリック・チャン(と勝手に名付けます)は

ザ・紳士。というような方でした。

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以下、数時間のフライトの間に、彼がした善行3つ。

①クレヨン拾い

 パトリック・チャンの前に座る男の子がクレヨン

 をばら撒いてしまいました。その拾いあげること

 のすばやいこと。

②隣の女性への配慮

 お食事タイムにて、女性の前の席の方がシートを

 倒したままでした。このままでは食べづらいだろ

 うという女性への配慮で客室乗務員に前の人に座

 席を元に戻すようにお願いしてくださいというよ

 いうようなことを言ってました。その器用な気の

 利かせかたのこと。慣れている人じゃないとこん

 なにスマートにはできないだろう。

③トイレのタイミング

 女性がトイレへ立ちます。その瞬間、パトリック

 チャンも立ち上がってトイレへ。そして女性より

 早く帰ってくる。

以上。

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トラは気が利かないので、こういう人を見るとすごいなと思います。

どういう対応がベストだろう…と考えるだけで、結局何もしないっていうことが多いです。

チャンを見習わねば。いい勉強になりました。

快適な空の旅って、航空会社のサービスだけじゃなくて、周りのお客さん同士でつくるものでもあるな、としみじみ。エコノミーは特に。

帰りのイタリア〜ドバイの便は、ほんっとに最悪だったんです。

さて、やっと到着です。

相棒と無事に出会えるのか!

つづく